東京都現代美術館へ『ミナ ペルホネン/皆川明 つづく』を見に行って来た。
2016年から約3年にわたって休館していた
東京都現代美術館が昨年2019年3月に
「MOT＋」の別称をもってリニューアルオープンしている。
東京都現代美術館｜MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
リニューアル以前にも良い展覧会がたくさん開催されていたので、度々訪れていた。
ここにあるレストランカフェもとてもいい雰囲気だったので、
展示を見なくても、食事だけをしに行ってもいた。
隣には気持ち良く走れる木場公園もあるので、ランニングの練習にも行った。
その際にも美術館の駐車場に車を停め、
簡単な着替えを化粧室で済ませ、
カフェ利用をしてゆっくり過ごした。
そのように、アートを楽しむのは勿論、
美術館の素晴らしい施設そのものを利用して
楽しんでいた。
そんな現代美術館がリニューアル後、
まだ訪れておらず、行きたいと思っていたところ『ミナ ペルホネン』が展覧会をしているので、久しぶりに行ってみることにした。
（ 開催期間 2019/11/16〜2020/2/16 ）
平日で、しかも雨降りだから、それほどの混雑はないだろうとふんで車で出かけた。
が、さすがにファンの多い『ミナ ペルホネン』の展覧会である。雨で足元が悪くても
会場にはそこそこの来場者が居た。
ミナ ペルホネンはデザイナーの皆川明（1967-）が設立したブランドです。
ファッションからスタートした活動は、
インテリアや食器など生活全般へと広がり、
現在では創造的なデザインやアイデアを社会に提供するブランドとして幅広い活動を展開しています。「ミナ」とはフィンランド語で「私」、「ペルホネン」は「蝶」を意味しています。
展覧会配布 マップ より
展示室入口まえには、グッズ販売のブースがあり、広いのとグッズが少ないのでこのくらいの人。
週末や休日にはものすごい人出だろうと予想される。
ホントに「ミナ ペルホネン」好きな女の人、
多いよね〜。
ブランド名をフィンランド語にしているだけあり、テイストが北欧風でもあり、
テキスタイルからオリジナルで作り上げて服作りをする点など、フィンランドの有名なブランド、マリメッコに通じるものがあるように思う。
だから、わたしも好きなんです〜〜❤️
(*^ω^*)わたし←北欧好き
好きなモノ : サウナ、オーロラ、針葉樹林、雪、北の犬、サーモン、シナモンロール、トーベヤンソン。。。。etc
😅さて、本題 。
なかなか見応えのある展覧会であった。
写真撮影OKの展示もいくつかあったので、
そちらを少し写真に収めてみた。
でも、つい写真を撮ることに夢中になって、
作品をじっくり見られなくなるのは残念ことなので、ほんの少しですが……
これまで作られたテキスタイル（布）の展示。
ブランド設立当初から2020年春夏コレクションまでの約25年分の服の展示は圧巻！
「これ、いいな。」「着てみたい。」と思うものがいくつもあった。
（ミナ ペルホネンの、服に関して言うと、これまでわたしは、“テキスタイルデザインは大好き”なんだけど、服としてのデザインにはいまいち興味はないと思っていた。）
ボタンや金具などもオリジナル。
これまでのノベルティのエコバッグ。
そして、とても興味深かった家のデザイン。
螺旋をイメージして設計されている、
コンパクトでシンプルな部屋。
二階にはベッドが。
こんな家で一人暮らしがしたいなぁ。
『ミナ ペルホネン』は100年続くブランドでありたいと思っているそうだ。
だから、ミナ ペルホネンのデザインが “ つくり手とつかい手 ” を繋ぎ、関係を持ちながら循環と継続をしていく。。。それをこの『つづく』とタイトルされた展覧会で表現しているそうだ。
展示の中には、これまで永く愛用されてきた服を顧客からお借りして、その人とその服との歴史のエピソードが添えられているものがあり、
それを見て涙を流している人がいた。
……とっても感動しちゃったんだね。。。
わたしも、涙するほどではないけれど、
「いい展覧会だったな〜」と思ったので、
図録を買った。
中身は全て同じなんだけど、表紙カバーが数種類あり、好きなデザインを選べる。
わたしが購入したのはこちら。
⬇︎
大好きな針葉樹のデザイン。
中身はこんな感じ⬇︎全261ページ、素敵が満載
ゆっくり時間をかけて眺めるのが楽しみ！
でも 4070円 也……高っ！ (>_<)💦
展覧会図録の中でもダントツにお高いですな
(-_-;) まぁ、有名ブランドの作品集でもあるのだから……ということで、許す。
それと、グッズも数点購入し、（ハンカチ、手ぬぐい、ポストカード）
満足の展覧会であった。
ゆっくり見て回りお腹も空いたので、
リニューアルしたレストランへ行ってみるか、と行ってみましたら……
こちらにはオバチャンが多勢つめかけていて、
満席状態のうえ、入場待ちも長蛇の列 💦
「ダメだこりゃ。オバチャンの佃煮ができるほどだわ。。。」と諦めた。
自分もオバなのを棚に上げて。σ(^_^;)
ちなみにリニューアルされてできた
このレストランは『100本のスプーン』というお店。
小さなお子さん連れでも楽しめる、ファミリー向けのレストランになっていた。
以前のレストランの方が100倍良かったな…
静かでシックで大人のカフェレストランだった。ガラス窓からビオトープを眺められるのも好きだったのに……
ガラリと雰囲気の変わったレストラン。
たぶん利用することはないだろうな。
残念である。
諸行無常 なり。
今度また近いうちに来て遊ぼう。
この辺りには、素敵なカフェやショップがたくさんある。
コーヒーのサードウェーブで人気になった
ブルーボトルコーヒーもありますよ。
そしておススメの見どころ、散策どころは、
深川江戸資料館と清澄庭園。
資料館は江戸の街が再現されていて、昔にタイムスリップしたみたいに楽しめること間違いなし！
庭園は四季折々の自然と風情を味わえる。
※上記のサイト内から、清澄庭園を検索下さい。
東京都現代美術館と合わせて是非散策してみてはいかがでしょう。 🤗
