不要不急かもですが、、『没後70年 吉田博 展』へ行って来た。
ひっ迫した医療の現状をおもんぱかり、
できるだけウロウロしないように心がけて暮らしている。
スーパーへの買い物も最速で済ませ、
公共交通機関には乗らず、
友人たちとの会食などもしない。
自分の身を守る為にも、この暮らしぶりは意味のある事だと納得している。
不要不急の外出を控えろとの『緊急事態宣言』が出ているし……
でもね〜、ゴルフのレッスンはどうすべきなんだろう?
遊びだし。趣味だし。。。と、ちょっと後ろめたいような気持ちになる。
前回の緊急事態宣言の時にはスクール自体も休校になったから、レッスン休止もやむを得なかったけど、今回に関してはそういうことはなく、通常営業している。(感染予防対策はきちんとなされたうえで)
個人的に「不要不急の外出を控える為に休みます」と言っても高い月謝はそのまま引き落とされる訳だし。
「。。。だから、ゴルフノレッスンニイッテキマス…」と、
心の中で遠慮がちに言い訳しつつ行って来た。🏌️♀️
家を出る時には雨模様だったので、
今日は自転車に乗らず歩いて行った。
レッスンでは、相変わらずのスイングフォームの矯正を地味〜に繰り返し、
「最近、めちゃくちゃ飛距離が伸びたんですよね〜(^o^)」とクラブをブンブン振り回してご機嫌で言うと、
「ウナさん、フルショットしないで、小さいショットの練習してくださいね!」と注意されるいつものレッスンである😅
あぁ、今日もなんだか不完全燃焼。。。。
(でも、力任せに打つのではなく「正しくヘッドを走らせて、クラブの機能を最大限に活かしたショットに変えられれば、歳をとってもずっと飛距離を保ったままゴルフができるから」と
レッスンプロは言う。もっともである。
だから高いお月謝払って頑張ってレッスンに通うわい。😆 )
帰り道、空はすっかり晴れていた。
気持ちがいいので上野公園の中を通って帰る。
あ、そうだ!
「観たい!」と思っていた展覧会が昨日から始まっているんだった。
今朝は雨降りだったし、水曜日の午後だし、こういうご時世だし、人出も少ないんじゃなかろうか?
東京都美術館の入口を覗いてみると、
案の定人なんてほとんど居ない。
普通なら大盛況であろう展覧会もガ〜ラガラ。
「不要不急だもんね〜。。。。
なんか、観に来ちゃってごめんなさい💦」と
世の中に頭を下げつつ入館する。
(すみません、帰り道の途中にあるもので。
大目に見てやってください(>人<;) )
で、観て来たのがこちら👇
『没後70年 吉田博展』
明治、大正、昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博の展覧会である。
ある意味、写真よりも絵画よりも美しい木版画を多数観られる展覧会なので、
とても楽しみにしていた。
幾たびもの海外へのスケッチ旅や登山での印象的な風景の数々の、みずみずしい木版画が観られた。
これらはアメリカをはじめ海外で早くから紹介され、現在も高い評価を誇っているそうで、
故ダイアナ元英国皇太子妃や精神科医フロイトにも愛されたという。
それらは本当に素晴らしい物であった。
実際に目にして、その色その陰影の素晴らしさに感動した。
グランドキャニオン、マウントレーニア、ユングフラウ、etc。
などなど、わたしは特に山岳を描いた版画に目をひかれ、釘付けになった。
パンフレットにある『美が摺り重なる』という言葉をしみじみと感じ入る。
いつまでもいつまでも観ていたいくらいだったけど、そうもいかず、
家に帰ってもゆっくり眺めようと展覧会図録とポストカードを数枚買って帰って来た。
素晴らしい。
が、実物の版画の厚みや色は見られず、、、、
やっぱり実物の作品の凄さを見られるのが展覧会の良さだよなー。と、つくづく思った。
あの色の陰影、色の重なりの美しさ、みずみずしさを観にもう一回美術館へ足を運んでもいいな〜。
ちなみに、展覧会場での解説に
「いつまで浮世絵、浮世絵言ってんだ!
今の時代(当時)の日本らしい木版画を見せつけてやる」というようなことを吉田博は言ったそうだが、
そう、木版画といえばの葛飾北斎や歌川広重のとはまた、ひと味もふた味も違う魅力のある木版画作品の数々であった!
不要不急かもですが、、、、💦
上野の東京都美術館で2021.3.28までやってます。
よろしければ是非!🤗