『サウナのあるところ』を観て来ました
観たいと思っていた映画
『サウナのあるところ』を観に渋谷の奥の方の
ミニシアターUPLINK 渋谷へ行って来ました。
古いビルの中の小さくて味のある映画館
渋谷。。。
とても苦手な街です。
あまりにもパワフルな街で、
なぜか昔から、ここに来ると消耗してしまう。。。😰
なるべくなら来たくないんだけど、
ヒカリエのシアターオーブなど、
好きな舞台や展覧会など、どうしても渋谷でしか観られないものがあり、時々やって来ます。
それにしても、相変わらず渋谷はカオスだわ〜
駅前のスクランブル交差点での外国人たちの
撮影大会のすごいこと、凄いこと!
5〜6人のグループの人たちが、あちこちで信号が青になる前にフライングでワッと飛び出して
飛び跳ねたり、ポーズをとって、それをスマホで撮って大騒ぎ!
ここはもはや世界の渋谷になったのだなぁ。
日本人と外国人が同じくらい居る!
そうそう、映画『サウナのあるところ』についてのお話です。
2010年 フィンランド🇫🇮で作られ、ロングラン上映されていたものが、昨今のサウナブームによって日本🇯🇵でも上映されることになった映画ですね。
パンフレットには大好きな小林聡美さんのコメントなども載っていて、フィンランドものだし、あの名作『カモメ食堂』のような、
ほのぼの癒される系の映画かと思っておりました。
が、しかし……
以下、あくまでも個人的な感想ですが……
まあね、ほのぼのといえばほのぼのなんですけどね。。。
ずっと、サウナの中での男性たちの会話です。
それも全て人生の悩みや苦しみ、哀しみの。
それらを裸になったサウナの中で静かに語り、涙する。……これオンリーの内容です。
そして、『カモメ食堂』をイメージしてワクワク観に行ったわたしは衝撃を受けます❗️
そう、サウナで、男たちが裸で。。。って、
あーた、ホントに裸なんでございますのよ
(〃ω〃)
お、おてぃ、おティンティンがブーラブラ
なんですのよ〜〜〜(//∇//)
お爺さんのも〜〜〜(ーー;)
(少年たちの可愛いのはボカシが入ってます)
R15って、そういうことか〜💦
えっと。。。
それはいいとして…………(^_^;)
そんな訳で、一般受けして楽しめるというものではないかと思いますが、
(静かで、身の上話のシーンが流れていくだけなので、わたし、不覚にも時々意識を失いそうになりました (°_°)zzz )
それでも、やはりサウナ好きにはたまらないものがありまして、本場の様々なプライベートサウナは見応えあり、フィンランドサウナ🇫🇮いいなーと憧れつつ鑑賞いたしました。
この映画の、おそらくテーマであろう
サウナの中では心の中をさらけ出して語らうことができて、それこそが心身の癒しになるのだ
ということには、そうなんだろうな〜と思いました。
身の上話を涙ながらに語る人は、
話の一区切りごとに、心を落ち着かせるように、サウナストーンに水をかけ、ロウリュをおこす。そして蒸気のジューーっという音が立ち上る。
わたしが一番感じいったのは、
身の上話を語る側の人ではなく、
それを聴く方の人のこと。
彼らは隣に座り、ただただ、静かに耳を傾け、時に頷き、じっと話を聴いている。熱いサウナの中で汗をかきながら。
サウナの中は優しさで満ちている
昔からフィンランド人の暮らしの中に当たり前に溶け込んでいるサウナは、昨今の日本のサウナとは違うものがあるのだろうけど、
それでもこの映画を見ていて、
サウナの中の温かさ、居心地の良さは伝わってきて、気持ち良さも想像できて、
「サウナ入りた〜い!」と思ってしまった訳です。
帰り道にもうサウナに寄り道したくてうずうず。
それでもわたしはR15。
違った、わたしは大人。その場はこらえて、
一度帰宅して洗濯物を取り込んで、自転車すっ飛ばして3分!🚴♂️
鶯谷『ひだまりの泉 萩の湯』へ行って参りました(^^)v
サウナと水風呂で“渋谷疲れ”解消!
そして思いました。
いつもひとりでサウナに入り、黙って己の世界に浸っているけれど、いつか誰かと静かなサウナで語り合うっていうのも味わってみたいな❤️と。
プライベートサウナ、欲しいな〜 (*´ω`*)