話題の本『交通誘導員 ヨレヨレ日記』を読んでみました
新聞の書籍広告欄に何度か載っていて、読んでみたいと思った『交通誘導員 ヨレヨレ日記』。
昨日、書店で見かけたので購入してきた。
この手の本は、わたしの場合一読するだけで
おそらく蔵書にはしないだろうな。。。と思っていたので、新品じゃなくてもいいかと、
メルカリもチェックしていた。
おーー、完売!
売れてるんですね〜。
と、いう訳で、書店で購入してきた次第。
この本の作者、柏 耕一さんは、
出版編集・ライター業にも携わっていた方なだけに、文章はお上手。(上から目線のようですいませんm(_ _)m )
なかなか知的な文章で綴られている。
交通誘導員、日常生活の中で、とてもとても目にする機会の多い方々である。
わたしは毎日のように車を運転するので、
道路上で誘導してもらう事も多々あるし、
近年、我が家の付近は戸建住宅の建設ラッシュで、「またかいっ!😤 まったく、いい加減にしてほしいわ💢」というくらい、自宅出入りが不自由なほど頻繁に工事があって、その度、誘導員の方々に誘導してもらっている。
そういう馴染みのある職業の人達ではあるが、
年配の人も多いし、なんとな〜く、なんとな〜く、人生に訳ありなのかなぁ。。。というイメージを持っていた。(個人的感想です)
たぶん、その訳ありの訳の部分に多くの人が興味あるから、それを知りたくて、この本が売れているのだろうな。
⬆︎「誰でもなれる」「最底辺の職業」と警備員自身が自嘲する 交通誘導員の実態を、悲哀と笑いで描き出す すべて実話の生々しさ 本書 帯文より
読んでみた。すぐ読み終わった。
交通誘導員って、正確には交通誘導警備員といい、法定研修があったり、各都道府県公安委員会の定める資格もある。。。など、
へえ〜、そうだったんだ。と初めて知る事が多かった。
読み進めると、彼らの仕事現場の知られざる日常が書かれていて、なかなか興味深く読めた。
お給料の事や現場での人間関係など、
苦労が多い現実は想像していたとおり。
帯文に「悲哀と笑いで描き出す」とあるけれど、わたしには笑えたところは1箇所も無かった。
読後、今朝も車で外出する機会があったので
大雨の中、交通誘導をしている誘導員の方に
『ご苦労様です m(_ _)m』と車の中で頭を下げた。カッパを着ててもきっとずぶ濡れだろうな、風邪ひかないように頑張ってね!
交通誘導員に限らず、
その実態を知らない職種はたくさんある。
自分の身の周りにそういう人が居ないと
関わる事も様子を教えてもらう事も無いから。
そんな職業の人の話を書いたドキュメント本、
これからも読んでみたいと思った。
柏 耕一さん、この本を書いてくださりありがとう。面白かったですよ。
でも、文中随所に注釈があるのは、できたら勘弁して欲しかった。。。いちいち目線を下に下ろして読むのは流れが中断して、わたしは苦手なんです σ^_^;💦
す、スミマセン、まったくの個人的感想です🙇♀️
『交通誘導員ヨレヨレ日記』 本文より
あなたの知らない世界、、、、
興味ある人は、一読してみては。
交通誘導員ヨレヨレ日記――当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます
- 作者: 柏耕一
- 出版社/メーカー: フォレスト出版
- 発売日: 2019/07/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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一読して。。。。
先程、メルカリに出品したら、
まぁビックリ❗️
5分と経たずに売れちゃいました!!
まだまだ外は雨☔️
交通誘導員の方々、休憩取れてるかな?
お昼ご飯、食べたかな?
そういえば、もう3〜4年前になるけれど、
近所の道路工事に長期で来ていた人で、
高田純次にそっくりな、それはそれはダンディな交通誘導員がいた。(我が家の息子たちも、「あの人、超カッコイイ!」と言ってた)
歳の頃は六十、四、五か?
そのままLEONの表紙を飾れそうな。
愛想のいい人で、ちょくちょく挨拶したりしてたので、その後他の現場で見かけた時も声かけてくれたりして。
あの人、どうしてるかな?