おいしい記憶。
「あなたの『おいしい記憶』をおしえてください。」というエッセイのコンテストを
キッコーマン&読売新聞が毎年行っている。
わたしにとっての忘れられない『おいしい記憶』は、
おばあちゃんが作ってくれた太巻きのお寿司だ。
遠足のお弁当や運動会の時にはいつも、
「作って〜。」と、母ではなくおばあちゃんにお願いしていた。
おばあちゃんが大好きだったミツバの茹でたのが入っているこの太巻き、
いつか自分でも作ってみよう、作ってみようと思っていたのだけれど。。。。
なぜか一度も作ることなく、30年近くが経ってしまった。
どうして作らなかったのだろう?
いや、作れなかったのだと思う。
記憶に残っているあのおばあちゃんが作ってくれた味を、
自分の作ったもので"間違った上書き"をしたくなかったのだ。
そうこうしているうちに、あの味の記憶は薄れてきてしまった。(゚o゚;;💦
もう、鮮明な味の記憶として蘇ってこないのだ。。。。。
とてもとても悲しい。
そんな訳で、このエッセイコンテストには応募できないでいるのだが、
『おいしい記憶』をお持ちの方、応募してみてはいかがでしょう。
はてなブログのお仲間から入賞者が出たら嬉しい😊
締め切り迫る!6月15日必着だそうですよ。
手作りの味ではないけれど、
わたしにはもうひとつ忘れられない味がある。
覚えている人もいるかしら?
昭和の時代、子どもの頃によく食べたのだけど、
その後いつの間にかなくなってしまったシリアルの『ケロッグフルーツポン』
(写真をどこかからお借りしたかったけど、著作権について心配なので、こんな絵ですみません。)
これがとても好きだった。
昭和の子どもには、とても斬新な食べ物だった!
牛乳をかけてもふんわりと香る人工的なフルーツ味で、
オレンジともストロベリーともピーチともつかないようなミックスフルーツ味だ。
(瓶に入ったフルーツ牛乳にも通じるような)
そう、その『フルーツポン』が食べたくて、amazonが普及し始めた頃に検索してみたら、
日本では無くなっていたけれど、アメリカには名前は違う『フルーツループ』というものがまだあると発見!
相当な割高で、船便で何日もかかるようだったけど、並行輸入品を取り寄せた。
それがこちら👇
ここぞとばかりに5箱入りを注文し、届いた箱の大きさにギョッとした。📦 (゚o゚;;
(現在では少量のものがあるようです)
開けてびっくり!
人工着色料不使用と書いてあったけど、
さすがアメリカ!目の覚めるような原色のシリアルにまたギョッとした。( ̄▽ ̄;)
でも、味と香りは「そうそう、これコレ!」と懐かしくて嬉しかった😊
その後数年。
先日また食べたくなって、amazonでシリアルを検索していたら、
日本でもフルーツループが復刻しているじゃあないの!(もう名前はポンじゃなかった)
で、早速取り寄せる。
日本版のはなんとユニコーン🦄で、
オウムじゃなくなっているのが残念ではあるが。
箱じゃなく、ジッパー式の今風パッケージ。容量も少ない。
合成着色料・合成甘味料0ゼロ。
だけど違うんだよなぁ〜、やっぱり。。。。
『フルーツポン』のときのようなふんわりサクサク感は失われ、
ほんのりではあるがパリッとコーティングされていて、ザクザクという噛みごこち、、、ああ⤵︎⤵︎
時代の流れでモデルチェンジして、記憶とは少しずつズレが生じてくるのは致し方ないのだろうけど。。。。
歳をとってくると、食べ物に限らずなんだかやたらと昔の思い出が蘇ってきて(それも曖昧に)、「ああ、ババくさい。ヤレヤレ(ー ー;)」と思ってしまう今日この頃。
みなさんには、懐かしい味、ありますか?
食べ物で、いつでも記憶と違わず残しておけるものってなんだろう?
塩むすび🍙ぐらいかなぁ?。。。。
🤗