巣鴨『東京染井温泉 SAKURA』にて、考えたこと。
朝から雨。
雨の日はお風呂屋さんへサウナに入りに行きたくなる♨️
いつもは傘をさして近所の神銭湯♨️『ひだまりの泉 萩の湯』へ出かけるけれど、
今日は車で少し遠征🚗
車なら、雨降りでもすっぴんで、洗い髪のままでもリラックスして暖かく帰れるからね(^^)
巣鴨のお地蔵さんの近く、
『東京染井温泉 SAKURA』へ行ってみることにした。
車はお隣の東京スイミングセンターの駐車場と共有とのこと。
このスイミングスクールはわたしが子どもの頃何年も通っていた懐かしの場所!
スイミングスクールってのは、夕方以降は通っている子どもの送迎の車でごった返すのを思い出し、今日は特に雨だし。。。と思ってお昼少し前に向かった。
しかし、今日はスイミングスクールは休館日だった!。。。ので、駐車場はガラガラ。
そぼ降る雨の中、パーキング入口でお爺さんのガードマンさんが、ずーっとビニールカッパを着て立っておられた。
ご苦労さんですm(._.)m ペコリ
(本『交通誘導員 ヨレヨレ日記』を読んでから、警備員さんがとても気になるわたし )
happyunagi-yuko.hatenablog.com
さて、車を止めて『SAKURA 』入口へ回り込むと、旅館のような素敵な和の庭があり、ちょっとした温泉旅行に来たような気分になった。
雨の露天風呂、ワクワク (╹◡╹)
雨の日の傘立ては¥100入れて、出す時に戻ってくるタイプ。100円玉を用意しておいて。(ドアの内側にはただの鍵無しの傘立てもあり)
受付で『初めてです。』と告げると、とーっても感じのいい女性が利用方法などを詳しく説明してくれるので、どんな事でも、気になる事は尋ねてみるといい。
わたしは、HPで会員登録制度がある(年会費¥330)ことを調べていたので、聞いてみた。すると、押し付けがましく是非会員登録を!というのではなく、
「利用してみて、お帰りまでにお考えください」との親切な返答。もう、この方のこの対応だけでここが気に入り、帰りどころか、即決で会員になりました (^^) ¥330だし。
約1000万年前の地層から、天然のミネラルをたっぷり含んだ温泉が、浴槽に注がれると琥珀色に輝く湯になるという。
保温効果・保湿効果に優れ、お肌がつるつる・すべすべになると評判のお湯。
そんな温泉の浴槽含め、5種類の湯船があった。
そして、わたしのお目当てのサウナ❗️
スタジアムサウナという立派なもの有り!
(それとミストサウナも有り)
水風呂がこれまた良くて、立って入っても十分な深さで、しっかり冷やせる。
そんなサウナを出たり入ったり4セットしながら、わたしはこんなことを考えていた。
『わたしはこうしてお風呂屋さんにやって来て、なんとも気持ち良くサウナを堪能することができている。 本当に幸せなこと。他のたくさんのガンサバイバーにもお風呂屋さんで大きなお風呂やサウナを楽しんで欲しいな〜』
ガンサバイバーになった当初は、こんなことは無理だと思ってた。
手術後は、お腹に刻まれた長い傷はとても醜くて、それを見るたび悲しくなった。
もう二度と、つるんと綺麗なお腹には戻れないんだ (T-T)。。。と。
そして大好きな温泉にも行けなくなった。。。
その後、温泉♨️や銭湯無しの人生に我慢できなくなり、
貸し切り風呂のあるお宿を選んでは温泉旅行に行くという、心のリハビリを続けてた。
1年くらいが過ぎて、傷跡の醜くさが少しずつ減ってきて、身体と心に馴染んできた頃に、家の近くに『萩の湯』という素晴らしい銭湯ができたので、
珍しもん好きのわたしは、好奇心を抑えられずに親友に一緒に行ってもらった。
ひとりで久しぶりの銭湯は心細かったので。
そして、意外にすんなり公衆浴場再出発を果たしたのだ。
この時、十分に心のリハビリができていて、人前で裸になる心の準備が整っていたのだろう。
それでも、やはりというか、必死でタオルで隠してはいたけれどもね。。。
そんなキッカケを得てからは、時々は温泉や、ゴルフ場のお風呂には入る。。。
という感じで過ごしてきた。
それが最近のように、ちょくちょく銭湯サウナに通うようになり、なんなら毎日でも!と思えるようになったのは、このブログにも書いたとおり、
ドラマ 『サ動』のおかげ!
happyunagi-yuko.hatenablog.com
巷でブームのサウナ活動。。。サ活に絶賛どハマり中!
ガンになって身体に手術の跡ができる。
または、身体の一部を失う。
あるいはガンでなくても、何かの病気や怪我や、出産時の帝王切開などでそのようになる。
その時、人前で裸になって、その傷が人目に触れる恥ずかしさ。。。
いや、違うな、恥ずかしいという言葉は。。。。
哀しいが当てはまるかな。。。。
そんな気持ち。
これは、当事者になって初めて分かる感情だったし、
わたしのようなおばさんでもそうなのだから、
うら若き女の子たちの気持ちはさぞやと思う。
まあ、そんな気持ちを、わたしはサ活によって、面白くて気持ちいい事に変換してきて克服しつつあるのだけれど、
実際に温泉や銭湯などで、同じ境遇の人を目にすることはほぼない。
(かなりの年配の方では、時々いらっしゃる)
想像するに、そういう女性は多く居るはずだけれど、かつてのわたしのように、
公衆浴場へ出かけることを躊躇している、あるいは諦めているのではないか?
話はここ、『東京染井温泉 SAKURA 』に戻るけれど、
ここではバスタイムカバーでの入浴を行なっているという。
これは有り難い配慮だと思う。
が、しかし、これを着用して入浴するのだって、当事者はかなりの勇気がいると思う。
だからわたしは思うのだ。
当事者はカバーを着用して入浴することを、何とも思わないようになれたらいい。。
そして、傷があることさえも、何でもない事と思えるようになれれば最高。
それは本当に大変なことなんだけど、(わたしも実は今でも、さりげな〜くタオルで隠しているから。でもね、それは、傷があったってなくたって、女性の恥じらいというか、たしなみというか、さらに言ってしまえば、品位と思えばいい!)
少しずつ、少しずつでいいから、
みんなでお風呂に入ることを我慢している人たちにも、
勇気を出してお風呂屋さんに出かけてみてほしい。
それから、非当事者の人たちには想像してほしい。
“2人に1人がガンになる時代”と言われる今、
もしかしたら自分も当事者になる可能性があることを。
それでも大丈夫!お風呂に入りに行くよ!って、今から思っていてほしい。
。。。。。。。ということを、サウナの中でつらつらと考えていたのだ。
そしてわたしは決心した!
ガンサバイバーが安心してサウナに通えるように、もっとサウナと身体の関係を勉強してみようと。
自分だって、サバイバーになってまだ2年。
今後も無理無く、害無くサウナに入るには、どんな入り方が良いのか、
身体と相談しながら模索中。
先日も サウナ・スパ健康アドバイザーという資格を取得したけれど(サウナ好きなら、簡単と思える内容です) 今後、更に上級資格を目指して勉強していきたい。
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お風呂屋さんに行きたいけど、怖い😓と思っている
ガンサバイバーの人たち限定のお風呂会を開いてみたい。🤗♨️